OILクラッチのメンテナンス
陸奥のクラッチシリンダーのエアー抜きをしてる時に気が付きました。少し院長が講習会を
解っている方も知らない方も見てください

マスターシリンダーのOILを貯めている箇所(タンク)
左の穴、ピストンがバックしてシリンダーの中にOILを満タンにして
次にレバーを握るとOIL 穴をピストンが矢印方向に通過
余ったOILをタンクに返し、行き場のないOILがポンプに送られて仕事をします



OILを満タン


中間ロットが押されました、この時、余分なOILがタンクに戻されます

この工程が無いと中に貯めたOILだけで仕事をすることになり、
次の
ポンプ(ミッション側)で押されるクラッチ本体のクリアランスに悪影響を与えます
そうなる事、自体がすでにクラッチケース関連部分が不完全な証拠
    不完全な箇所はプロに任せて、ここではマスターシリンダーの調整方法を述べました。
   、
赤い矢印のプッシュボルトが突き出しすぎるとメジャーの10mmの位置が数ミリ押されて
OIL 穴を超えたところで
中のピストンは止まり完全にバックしきれずにOILが供給されません

その場合、青の矢印のビスを緩めれば解消しますが指が届きません
レバーを遠くに出来る手の大きい方は有利ですが
以上基本ですが、それ以外の使い方をしてる方もいますが大体、常時半クラ状態でしょう

矢印の三箇所で条件を満たしていて、スパッと、バチンとつながらない場合は他に原因が有ります
OILクラッチは、優れたメカニズム、クリアランス、
ゼロ、でも困る神経質な機械です


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